SATOBITO 現場実践型 人材変革プログラム

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現地を見て芽生えた当事者意識。“提案ありき”から”寄り添う”営業スタイルに

「当事者意識を持ってほしい」——そう願っていても、それは言葉で育てられるものではなく経験の中でしか生まれないからかもしれません。

今回お話を伺ったのは、銀行員として日々お客様に向き合うマネージャーの森さん。”地域活性化”という言葉を日常的に使いながらも、地域の実情や現場の声をより深く知りたいと感じていた森さんが、現場実践型 人材変革プログラム”SATOBITO”で現地に足を運んだことで当事者意識が芽生え、”提案ありき”から”寄り添う”へと営業スタイルまで変わっていきました。

・お話を伺った方   :森 智希 さん

・部署/役職        :株式会社埼玉りそな銀行 上尾支店

・勤続年数         :8年

・実施プログラム   :課題探求コース(異業種形式)


“地域活性”をより現場の実感を伴って捉えたいと感じていた

――SATOBITO参加時の業務と役割について教えてください。

参加当時は埼玉東地域本部で、新規開拓の法人営業をしていました。現在は上尾支店で法人営業のマネージャーをしています。

――SATOBITOへの参加のきっかけを教えてください。

当社の中で”地域活性”という言葉が日常的に飛び交っています。ただ、数字やデータだけでは見えない、地域の実情や現場の方々の想いをもっと知りたいと感じていました。「本当に地域のためになっているのか」「実際に地域の人たちは何を感じているのか」。銀行という枠を超えて、現場の声を聞いてみたいと思っていた時に、人事からSATOBITOの案内があり、参加を決めました。

“現場を見る”ことで生まれた当事者意識

――SATOBITOに参加して印象に残っていることはありますか。

最初に奥多摩へ降り立った時の景色ですね。もっと閑散としているイメージを持っていましたが、駅前は思っていたより活気がありました。一方、実際に歩いてみると、空き家も多く、”見えている景色”と”実態”は違うんだと気づくことができました。

空き家問題は当社内でもよく話題になりますが、「どう利活用するか」という視点で考えることが多かったです。でも現地では「そもそも所有者が分からない」「残置物の処理ができない」「地域特性上、解体や建設工事が進めづらい」といった“活用以前の課題”が大量に存在していたんです。これは実際に行かなければわからなかったと思います。

――SATOBITOに参加して印象に残っていることはありますか。

さとゆめCEOの嶋田さんの「地域は人で成り立っている」という言葉が印象に残っています。地域との関係づくりについて質問した時に、「まずは3人のキーパーソンを見つけるところから始める」というお話を聞いて、すごく腹落ちしました。私は、“地域”という概念でとらえていましたが、結局は“人対人”なんだと。営業も自治体との協業も、全部そこにつながっているんだと感じました。

――参加後アンケートで「当事者意識が芽生えた」とありましたが、いつ意識が変化しましたか。

観光協会の矢作さんのお話を聞いた時です。地域事業者の方々が、自分たちで道路整備や植物の手入れをしている姿を実際に見て、自然と「自分も何か力になれないか」と思いました。

1人で考えていては、見えない答えがある

――印象に残っている学びがあれば教えてください。

自分だけでは正解を出せないということですね。周囲と連携しながら進めることで、自分にはない視点や発想がどんどん出てきました。「あ、そういう考え方があるのか」と思うことが本当に多かったです。普段の業務では個人で動くことが多く、無意識に考え方が固まっていたんだと思います。 

――チーム活動で苦労したことはありましたか。

チーム内での意見の対立もなく、自然と役割分担ができあがったチームでした。ただ、今思うとチーム外の巻き込みはもっとできたなと感じています。最終発表を聞いた時に、他チームは積極的に追加ヒアリングや情報収集をしていたと知りました。

“提案ありきの営業”から”寄り添う営業”へ

――SATOBITOに参加後、日々の業務で変えたことはありますか。

以前は、お客様訪問前に仮説を立てて複数案を用意し提案するというやり方をしていました。今は、仮説を前提に進めるだけでなく、お客様の話をしっかりとお伺いし、その内容に対してその場で反応できるような準備を重視するようになりました。自分の考えを前提とするのではなく、お客様が何に困っているのかを丁寧に聞くよう心がけています。 

――お客様の反応に変化はありますか。

以前よりも心を開いていただいている感覚があります。商品やサービスの内容が近い競合が多い中、お客様が選ぶ決め手の1つが営業担当の関係性だと感じています。「この人なら話してもいい」と思ってもらえるかが重要です。実際に、事業承継のようなデリケートな相談をしていただけることが増え、お客様とより良い信頼関係を築くことができていると思います。

“正解のない課題”に向き合うきっかけ

――今後、SATOBITOでの経験をどのように活かしていきたいですか。

まずマネージャーとして部下へ還元したいです。正解がない問題に対して、自分で考え、さまざまな人を巻き込みながら進める力は、今後さらに必要になると思っているので。また、今後もし本部に異動したとしても、本部の中だけで施策を考えるのではなく、現場の実際の声を大事にして実効性の高い施策を生み出すようにしたいです。

――どんな人にお勧めしたいですか。

幅広い人に参加してほしいですが、特に若手ですね。まだ営業経験が少なく、デスクワーク中心の人にはぜひ参加してほしい。実際に地域へ行き、人の話を聞き、課題を見ることで、「自分の仕事が社会とどうつながっているのか」を実感できると思います。

――最後に、SATOBITOのプログラムを一言で表すとなんでしょうか。

“正解のない地域課題に向き合える場所”ですね。現場に行って、話を聞いて、自分で考える。その経験が、普段の業務では得られない視点や気づきにつながったと思います。

※サービス内容やお話を伺った方のご担当部署・役職などの情報はインタビュー当時のものとなり、現在とは異なる場合がございます。

社名株式会社埼玉りそな銀行
業種銀行業
従業員数約3,000名
実施プログラム課題探求コース(異業種形式))

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